就活前にキャリアを見つめ直そう!

就活前にキャリアを見つめ直そう!

就活を行う上で自分のキャリアを見つめ直すことは必須です。何故就活をするのか、就職先にはどんな要素を求めているのか、今一度整理をしてみましょう。

就活前にキャリアを見つめ直す必要はあるか

重ねてとなりますが、就活において最も重要なキーワードの一つとして現れるのが“自身のキャリア”です。

単純に給与が良いところや大企業、安定的な企業などの理由で就職先を選択してはいけないのでしょうか?

選択する際の要素としてそれらがあることは問題ありませんが、きちんと自分のキャリアを考えておかないと、新卒で選んだ就職先を結果的に失敗と感じてしまう恐れがあります。

早期離職者(3年以内離職者)は、平均3割程度となっており、多い業界では5割近くにもなっています。

https://news.mynavi.jp/article/20181024-712660/
2015年3月新規学卒就職者の3年以内離職率(出典:厚生労働省Webサイト)

折角就活を頑張って内定を取れたはずなのに、何故こんなにも早く離職してしまうのでしょうか。

望まずに早期に離職してしまう=就活を失敗してしまう人の多くは主に以下の点で失敗と感じてしまいます。

・思い描いていた仕事と違った/職場環境と違った

・待遇は良いが仕事に興味がない

・待遇が自分の希望よりも低かった

・社内のカルチャーと合わない

実はこれらの失敗は就活前に自身のキャリアを考えていなかったことが大きく影響しています。

もし、最初に自分がどうなりたいのか?それは何故なりたいのか?を少しでも考え、自分の考えにあった職業を就職先として選択できたのなら、失敗の可能性は大きく下がります。

とはいえ、キャリアって何から考えれば良いの?と思う人が大半だと思います。次の章からキャリアの考え方について具体的に説明していきます。

キャリアの考え方「内的キャリア・外的キャリア」

キャリアを考える上で押さえておくべき考え方が「内的キャリア」と「外的キャリア」です。
内的キャリアと外的キャリアはそれぞれ以下になります。

内的キャリア:働く上(人生)で大事にしていたい価値観や求めるもの

例)社会問題解決に携わりたい、豊かな暮らしをしたい、人の支えになりたい、安定した生活を送りたい等

外的キャリア:内的キャリアに紐づく具体的な仕事の名前や仕事内容

例)コンサルティング・商社・メーカー営業・マーケティング等

いざ就職を考えると外的キャリアにばかり目が行きがちになってしまいます。そうすると、前章のようになんとなくの憧れなどで仕事を選んでしまい、実際とのギャップから離職してしまう可能性が高くなってしまいます。

内的キャリア・外的キャリアの二つの概念を確認したところで、次章から具体的なキャリアの考え方について述べていきます。

キャリアを考えるステップ

このページを読まれている皆さんの中でも、漠然とキャリアを考えなきゃと思いつつどう考えれば良いか分からない人も多いかと思います。

本章ではすぐに始められるキャリアを考えるステップを紹介していきます。

1.内的キャリアを整理する

まずは思いつく限り内的キャリアを上げてみてください。特に制限はないので、自分が大事にしていたい価値観を書いてください。

実際にやってみると意外と内的キャリアが出てこない場合もあると思います。自分の中で漠然と思い描いているものも、言語化をしていないとすぐには書き出せないこともあります。

しばらく考えてみても1個も出ないようであれば、本ステップは飛ばして2に行ってもかまいません。

2.外的キャリアを整理する

次は現時点でなりたい外的キャリア(仕事)を書き出してみてください。実現可能性は無視して、想いのまま書いてしまってください。

本ステップでは一旦内的キャリアのことは無視して書いてしまって構いません。

3.内的キャリア・外的キャリアを紐づける

書き出した内的キャリアと外的キャリアを線で結んでみましょう。内的キャリア・外的キャリアは必ずしも1対1の関係ではないので、一つの内的キャリアから複数の外的キャリアに繋がっている(その逆も)場合もあります。

線を繋げてみると、どことも繋がらない余った内的・外的キャリアがあったりしませんか?

それらは、まだ自分の中で言語化できてない希望のキャリアと繋がっている可能性があります。内的キャリアが余っている場合は、その価値観から連想される外的キャリアを、外的キャリアが余っている場合はその仕事から連想される価値観を書き出してみましょう。

また、ステップ1を飛ばした人は、洗い出した外的キャリアから連想される価値観をこのステップで考えてみましょう。

4.内的キャリアに優先度をつける

内的・外的キャリアを洗い出したら、自身が挙げた内的キャリアに順位付けをしてください。洗い出した数にもよりますが、トップ3にあがる内的キャリアが現時点で大事にしていきたい価値観になります。

順位付けをしたら優先度の高い内的キャリアに紐づく外的キャリアを確認してください。紐づいている外的キャリアが今のあなたの志向にあう仕事の可能性が高くなっています。

このようにキャリアを整理してみると、就活当初の考えと実際に自身が大事にしていることがズレていることに気付けるかもしれません。

例えば、当初は給与面を重視していて考えていたものの、実際には給与より社会貢献など仕事のやりがいを重視したいと思っていた等です。

但し、内的キャリアと違い外的キャリアは現在のあなたが持っている情報からリストアップしたものにすぎません。

本当に自分の内的キャリア(価値観)とマッチしているかどうかは、面談や実際にその仕事をしている人と話すなどして確認していきましょう。

さらに深めるために

これまで紹介したキャリアの考え方のステップはキャリア検討の一部になります。ここからより自身のキャリアを深めるためには、インプットとアウトプットを意識していく必要があります。

・インプット

前章でも述べましたが、上がった外的キャリアについては、きちんと業界や仕事内容に対するインプットを入れていく必要があります。具体的にどういった業界の特徴があるのか、実際の業務はどういったものかなど、しっかりと調べておきましょう。


・アウトプット

キャリアを考えることは今まで漠然と考えてきたものを言語化することとなります。上記ワークをやっても感じたかもしれませんが、漠然としたものを言語化するのは一人だと意外と大変です。

そこで、友人や大学の先輩・エージェント・キャリアカウンセラー等々、他の人に自身のキャリアを話す機会を創ることが重要です。また話すだけでなく、様々質問をしてもらってください。

まとめ

実際に自身のキャリアを考えてみていかがだったでしょうか。内的・外的キャリアにわけ、価値観と仕事を考えることで整理してきました。

このように漠然としたものを言語化するだけでも、就活の失敗確率はガクッと減ります。

今後もきちんとキャリアを考えて、自身の納得のいく就活にしていきましょう。