少なすぎると持ち駒が0になる危険。就活での適切なエントリー数を計算しよう

少なすぎると持ち駒が0になる危険。就活での適切なエントリー数を計算しよう

いよいよ本選考の時期が近付いてきましたね。また、一部の業界では本格的に始まっているので、学生さんの中にはすでに忙しくなっている方もいるかもしれません。


いざ選考が迫ってくると“何社エントリーすればいいのか不安”という声をよく聞くようになります。。。
実際、多くの企業にエントリーし過ぎると大変ですし、少なすぎると落ちた時が怖いですよね。

世の中では、“最低100社はエントリーすべきだ”といった意見から、”本当に行きたい会社にだけエントリーすべきだ”という意見まで様々です。
そこで今回は、就活における最適なエントリー数について考えていきましょう。

就活では落ちるのは当たり前?

就活における最適なエントリー数を考えていく前に、前提として1つ覚えておいて欲しいことがあります。

それは、”就活において、選考で落ちることは避けられない”ということです。


就活が始まると、どの学生も選考の通過や落選に一喜一憂することになります。友人たちの選考状況を聞く中で、自分だけが落ちているように錯覚し、精神的に追い詰められていくこともあります。
しかし、すべての選考で結果を残し、エントリーした全ての会社から内定を貰える学生などいるのでしょうか?

答えはNoです。

就活というのは会社との相性が最も大事です。なので、どんなに優秀な学生も一定の割合で落ちているものなのです。あまりにも通過率が悪い選考に対しては、しっかりと振り返って分析/対策をしていくことが重要ですが、必要以上に選考結果だけを意識してしまうことは得策ではありません。
さて、この前提を踏まえた上で、就活における最適なエントリー数について考えていきましょう。

目標とすべき選考の通過率は?

最適なエントリー数を考えるために、まずは、各選考プロセスにおいてどれくらいの割合で通過できるのかを考えていかなければなりません。

”何のための就活?就活の目的と全体像を解説!”で説明したように、就活においては、一般的に エントリーシート→筆記試験→グループディスカッション→1~n次面接→最終面接という選考プロセスが存在します。

では、このそれぞれの選考を、一般的にどれくらいの割合で通過することができるのでしょうか。

結論から言ってしまえば、業界や会社の規模、採用人数によって大きく変わってきます。

ただ、学生目線で考えたときに各選考で最低でも50%以上の通過率を保持する必要はあるといえるでしょう。特定の選考ステップで半分以上落ちてしまう場合は、自身で選考の内容を振り返ったり、上手くできている友人に相談したりしながら、対策を強化していく必要があります。

また、”各選考で最低でも50%以上”と伝えましたが、手前のステップになればなるほど、対策を強化することで選考の通過率を向上させることが容易です。例えば、エントリーシートや筆記試験等は、対策に力を注ぐことで90%に近い通過率を実現できますが、最終面接ではそのようにいかないものなのです。以下の各記事なども参考にしてみてください。

ES対策:”ESの全体像・基本構成を解説します!”

筆記試験対策: ”選考通過のための、筆記試験対策3ステップ!!”

1~n次面接対策:”面接の基礎はこれだ。面接通過のために、意識すべき3ステップ!”

最終面接:”最終面接の3つのポイントとは?徹底解説します!!”

就活で内定を得るための最適なエントリー数とは?

さて、いよいよ就活における最適なエントリー数について見ていきましょう。

ただ、これから算出する数字はかなり一般化した数字なので、エントリーする業界や会社の規模、また自身の学歴や選考の得手不得手といった要素を加味して読み取ってください。

ここでは、内定を1, 2社から貰うことを目標に計算していきます。

次の図を見てください。

まず、プレエントリーの段階では100社ほどを目安にしてください。

最初からあまり絞り過ぎず、自身の興味のある業界などから幅広く対象を見つけていきましょう。当初はあまり魅かれなかった会社でも知っていくうちにどんどん好きになっていくこともあります。

プレエントリーをすることで選考日程や説明会の案内が届くようになります。

次に説明会への参加は32~64社を目安に行うといいでしょう。

就職活動においては時間が限られているので、プレエントリーをしつつ並行して業界研究や企業研究を進め、特に気になる企業を選別していきます。

この際、効率的に情報を集めるために合同企業説明会をベースに進めると楽になります。そしてカバーできない企業に対しては個別にアプローチをしてきます。

そして、本エントリーは16~32社ほどに応募していきましょう。

少し多く感じてしまうかもしれませんが、選考通過率をもとに内定から逆算をすると、この辺りが最適なエントリー数となります。内定をしっかりと取っていくためには必要なエントリー数です。

実際、私たちの経験としてもこのエントリー数であれば、それほど負担なく選考対策を進めることができましたし、途中でエントリー企業の持ち駒が0になることもありませんでした。

まとめ

これまで就活における最適なエントリー数を見ていきました。

実際に就活が始まるととても忙しくなり、こういったことを考える余裕は徐々になくなっていきます。そのため、事前にこのような全体観を頭に入れ、自分が何社くらいエントリーすれば良いのかを正確に把握しておくことが、効率的に選考を進めていくために不可欠なのです。