経営コンサル対策レポート~経営コンサルの選考別対策方法を教えます!!~

経営コンサル対策レポート~経営コンサルの選考別対策方法を教えます!!~

就活生に人気のある経営コンサル業界について、主な選考フローや選考フロー別の対策をご紹介していきます。

コンサルタントに求められる力は?

まず前提として、コンサルタントに求められる力とはどのようなものがあるのでしょうか?

もちろんプロジェクトや所属する組織に異なりますが、私が考えるコンサルタントに必要な力は以下3つです。

1.論理的思考力(ロジカルシンキング)
2.働きかけ力
3.想像力

1.論理的思考力(ロジカルシンキング)
こちらが必要なのは言わずもがなとも思いますが、論理的思考力は経営コンサルタントになる上での前提事項となります。。
論理的思考力をもう少し、かみ砕いていうと、網羅的に物事を考えた上で、正しいと思った仮説を筋道立てて説明できる力です。

具体的には、MECEに考えることや因数分解をできること、それに基づいたストーリーラインを作成できる力が必要です。

ここでは身に着けるためにすべきことの詳細は触れませんが、経営コンサルを受ける上では以下3冊は必読です。読んで理解した上で実践していくことが重要です。

ロジカル・シンキング
イシューから始めよ
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

2.働きかけ力
次に働きかけ力です。論理的思考力があっても、経営コンサルタントは対クライアント・対チームメンバー(上司)と上手く協業していく力が必要となります。
時には、非常に泥臭い調整をして、相手を巻き込みながら提案を実現していく、実際の行動に移してもらうことが重要となります。
その際に、相手に働きかける力が必要になるのです。

働きかけ力は理論だけで得られるわけではないですが、以下の本などは相手を巻き込む上での技法がまとめられているので、参考になると思います

影響力の武器

3.想像力
次は想像力です。正直、ここが一番重要と言っても過言ではありません。
1・2があればコンサルワークができそうだなと思っている方は要注意かもしれません。
論理的思考力・働きかかけ力があっても、相手にとって良いものでなければ全く相手は動いてくれません。つまり、相手の立場に立って、相手の気持ちを”想像”してコミュニケーションを取る想像力が最も重要となってくるのです。

経営コンサルタントはクライアントやチームメンバーを巻き込むことが重要といいましたが、そもそも人間はどうしたら納得して動いてくれるのでしょうか?
ロジックが通れば納得するのでしょうか?
それは間違いで、人間の脳に右脳と左脳があるように、人が納得するためにはロジックが通っていて、かつ感情的に許容できるかが肝となります。
この感情を揺さぶるためにも、相手の立場を考えた提案、つまり想像力が必要なのです。

ちょっと余談ですが、前職のパートナーはよく次のように言っていました。

三流のコンサル:あるべき論だけを語るロジックマン
二流のコンサル:相手の立場に立ちすぎた御用聞きコンサル
一流のコンサル:御用聞きに見えて、ちゃんとあるべきも差し込めるコンサル

そういった意味では、相手を喜ばせた上で相手を動かす究極のサービス業でもあると言われていました。

もちろんPJによっては、分析力や語学力なども重要となると思いますが、汎用的に必要な力は上記と考えています。

経営コンサルの選考フロー

選考対策の前に経営コンサルの一般的な選考フローを確認します。
こちらも企業によって違いはあれど、多くの場合は以下となっています。

【本採用】
1.ES提出
2.Webテスト・筆記テスト
3.グループディスカッション(GD)
4.1次面接(ケース面接)
5.最終面接
6.内定
※12月ぐらい~最大翌年4月までで終えることが多い

【インターン採用】
1.インターン選考(※選考内容はほとんど本選考と同じ)
2.インターン実施
3.採用に向けた最終面接
4.内定
※サマーインターンもあるため、8月~11月ぐらいまでで終えることが多い

経営コンサルタントで特徴的な選考はケース面接となっています。前述したロジカルシンキングが求められているところにも関連していますが、コンサルタントとしての基礎的な力があるかどうかを見極める面接が用意されているのです。

それ以外の選考フローは他業界とあまり変わらないかもしれませんが、比較的スピーディーに内定まで決まる印象です。(早いと1カ月以内)

ちなみに、最近では特にインターンからの採用数が非常に多くなっています。インターンで想定採用人数の何%を採用するといった基準はあまりない企業が多く、良い人がいたらたくさん取るスタンスとなっています。
年によってはインターンで7-8割採用を終えていて、本選考の倍率が凄まじくあがるなんてこともありますので、インターンの選考を受けていくことは必須となります。
但し、インターン選考を受けると、落ちた選考ステップによっては本選考に進めないことがあります。

私が知る限りでは、インターンに参加して最終面接の通達が来ないと本選考を受けても落ちるであったり、1Dayなどのジョブ選考まで来て落ちると本選考はできないなどがあります。
また、上記の通りインターンは夏からあるため、3年生の8月ぐらいから実施されていて、遅くても11月にはインターン選考は終わってしまいます。
そのため、十分に準備ができていない場合は、しっかり準備して本選考に臨んだ方が確率があがるかもしれません。

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選考フロー別対策方法

それでは、フロー別の選考対策について述べていきます。

基本的にフローは同じなので、今回は本選考のフローに則って説明します。インターン特有の選考やインターン中の振る舞いなどのポイントもありますが、それは別の機会に記事を作成します。

①ES提出
まずはES対策です。コンサルのESの設問ですが、書きっぷりに差はあれど基本的には、①志望動機、②学生時代に力をいれたこと(ガクチカ)、③自己PRの3つを聞かれます。
企業によって、会社のDNAや行動指針に踏まえて志望動機を書くなどの設問があったりしますが、上記3つをチューニングすれば対応できます。

基本的なES構成については、以下記事などを参考にしてください。
まずは、こちらがきちんとできた上で、以下内容を踏まえてブラッシュアップしていただけると良いと思います。

ESの全体像・基本構成を解説します!

では、経営コンサルのESではどのような点に注意すればよいのでしょうか?
再三述べていますが、経営コンサルのESで一番見られているのは、”ロジック”です。
特に自己PR・ガクチカでのロジックが求められています。
そのため、以下ロジックで書かれているかが重要となります。

1.結論
2.当時の背景・目標
3.当時の現状
4.問題点
5.原因(調査・分析)
6.課題
7.実施した打ち手
8.結果
9.まとめ

良く就活生のESを見ていると、背景や現状をたくさん書いてしまい、上記の流れに沿って書けていないことが多いです。
そのため、初見でロジックが通っているか見えづらく、人事が詳細に見ないといけないようなESでは、論理的思考力がないと判断されて落とされてしまうのです。

背景などが端的になってもよいので、上記ロジックを通すことを徹底して記載してください。
こちらの構文については、以下で詳細説明しているので、そちらも活用してください。

ESの分類ごとに書き方を徹底解説!どの企業でも使える構成を紹介します!!

また、本サイトを運営している筆者含む外資コンサル経験メンバーがES添削を実施しているサービスなどもあります。
もしよければ、以下もご活用ください。

元外資系コンサルタントがあなたのESを添削します
【リクルーター経験あり】通過率を上げるES添削を実施します】


②Webテスト・筆記テスト
続いてWebテストです。正直こちらは勉強するしかありません。肌感としては、以下のテスト分類があるように思います。

日系コンサル:SPI(テストセンター)
外資系コンサル:CAB・GAB、玉手箱(たまにTG-Web)

より詳細なテスト情報は、みん就やES公開しているサイト、口コミなどから情報を得て頂ければと思いますが、外資コンサルを受けるのであればまずはCAB・GAB、次に玉手箱を勉強することをおすすめします。

以下の本を一度読んで、後は志望度の低い企業で試していくなどすればよいと思います。

必勝・就職試験! 【Web-CAB・GAB Compact・IMAGES対応】CAB・GAB完全突破法! 【2021年度版】

必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[1]【2021年度版】

ちなみに、昔からWebテストの答えが出回っていると思いますが、時間がなければそれに賭けるのもありです。
外資コンサルであれば、再度Webテストを受けなおすなどはない印象です。
※いつからカンニングを摘発するようになるかは分からないので、状況を踏まえて自己判断しましょう

一方で、経営コンサルのWebテストでは数理・論理以上に性格も強く見られていることが多いです。
性格については、対策の仕様がないので(仮に対策しても後の選考でバレる)、気の向くまま答えて、落ちたら割り切りましょう。

グループディスカッション(GD)
ここが1つ目の鬼門です。GDで結構な人が足切りされています。
事業会社のGDではマナーなどを見るための選考の場合もありますが、経営コンサルでは前述の3つの力の基礎があるかを見極めるために使われています。

特に想像力の部分は非常にみられています。本当にお題を解決する立場に立って考えているか、一緒に議論している人のことを考えて発言できているかが重要です。
どんなに理路整然と話していても、相手の意見を全く聞かない、すぐ否定する人で受かっているケースはあまりないと思ってよいでしょう。

一番受かっているのは、ベースの論理的思考力はあった上で、相手を配慮して議論を進める人です。

とはいえ、気を付けたいのは発言量です。
よくも悪くも外資コンサルを受ける人は議論が好きな人が多いので、たくさん喋る人がどの回にも出てきます。場合によっては、クラッシャーと呼ばれるような人がしゃべり倒すこともあります。
そんな中、全く発言で来てない人が受かる可能性はほぼありません。(たまに発言した1つの内容がすごい本質的で発言量が少ないけど受かるパターンもありますが、レア中のレアです)

そのため、まずは発言量を増やして存在感を高めていくことを意識しましょう。

④1次面接(ケース面接)
この選考は経営コンサルの特殊な選考となります。言わずもがな、GDでは測れなかった、個人の論理的思考力を見られています。

基本的な流れは、個人で紙にケース問題の解答を書く(10分~20分程度)⇒別室に移動し面接官にプレゼン(5分程度)⇒ディスカッションの流れとなります。
余談ですが、紙はほとんど空白でもプレゼンとディスカッションをうまく行って通過した人もいるようなので、紙に書ききれなくても問題ありません。

ケース面接の対策については、前述の本を読み、論理的思考力のノウハウを踏まえた上で、以下を徹底的に実施することをお勧めします。
この本では、色々なタイプのケース問題の解き方やお題集があるので、この本をやりまくるだけで大分対応できると思います。
(たまに全く同じ設問が出るときもあるそうです笑)

東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」

特に売上などの基本的な因数分解はきちんと押さえておきましょう。
可能であれば解いたケース内容は、コンサルの内定者やOBOG訪問時にレビューしてもらいましょう。
自分では気づかなかった観点に気づくことができます。

ケース対策は徹底的に実践するしかありません。

⑤最終面接
最終面接はパートナーとの面接となりますが、他の事業会社と同様で、最後は価値観があうか、熱意があるかを見られています。
また、たまにロジックを問われることもあるので、油断は禁物です。

例えば以下のような質問をされることがあります。

・何で経営コンサルに自分が向いていると思うか
・最近気になるニュースは?その問題を解決するためにどうすればよい
・ひたすら逆質問を求められる

正直パートナーによって聞く内容も違うため対応は難しい部分もありますが、以下記事の対策を抑えて頂ければと思います。自分らしく取り組めば自然と結果が出るはずです。

最終面接の3つのポイントとは?徹底解説します!!

ちなみに会社によっては、最終面接後、会食を行うこともあるようで、そこでの振る舞いにより内定がもらえないケースもあるようです。
内定通知が来るまでは、気を抜かずに取り組みましょう。

まとめ

今回は、人気ある経営コンサルの対策方法をまとめました。
コンサルは就活慣れしている人も多いので、きちんと対策して臨んでいきましょう!!