そのオファー受諾は企業の思うつぼ!?~スカウトメールに騙されない方法~

そのオファー受諾は企業の思うつぼ!?~スカウトメールに騙されない方法~

企業の説明会やESなども始まり本格的に就活が始まっていますね。

企業とのマッチングサービスを利用している方は、企業から「スカウトメール」を受け取る量も増えてきたのではないでしょうか?

でもそんなスカウトメールにも甘い誘いによる罠がひそんでいるのです。

今回は、スカウトメールによる罠に騙されず、適切な企業を選んでいけるよう、スカウトメールについて述べていきます。

企業はどうやってスカウトメールを送っているのか?

そもそも企業はどうやってスカウトメールを送っているのでしょうか?

企業も誰でもかれでもスカウトメールを送っているわけではありません。
ちゃんと送る相手を見極めているのです。

企業は以下の手順でスカウトメール送っています。

①取るべき人材ターゲットの設定
新卒採用をする上で当たり前ではあるのですが、企業は求める人材を決めています。

その上で、今回のスカウトメールではどういった人材を採りたいのか、要件を決めた上でメール送付に臨んでいます。

たまに全員にメールを企業もありますが、多くの場合企業側としてもミスマッチになる可能性があがるので、大概はブラック企業です。

ちょっと余談気味ですが、色んな友人にもスカウトが送られている企業があれば、ブラックなので受験は避けた方が良いでしょう。

②母集団の特定(学歴・所属クラブ・スキルなど)
母集団とちょっと難しく書いていますが、要は取るべき人材の「フィルター」を決めることです。

就活マッチングアプリは多くの学生が登録しているため、企業も選定が大変になります。

そのため、設定した「フィルター」を満たす学生の集団から、メール送付の対象者を選ぶのです。

企業が考える「フィルター」は、企業によって様々です。所属クラブやスキル、経験だったり、大企業だと学歴だったりもします。

③スカウト内容の検討
集団を特定したら、その集団に対して送るスカウトの内容を検討します。

企業が特定した集団は、企業にとって優秀であろう学生で、競争率が高い可能性も充分考えられます。

そこで企業はあの手この手で学生の興味を惹くように、スカウトの内容を考えるのです。

場合によっては、より優秀な学生には選考スキップなど色々な特典を送ったりしています。

ちなみに以下の記事がに、企業側が考える観点がまとまっていたので、一度読んでみてもいいでしょう。

スカウトメールの返信率を上げるコツ【例文・書き方のポイント】

このスカウトメールの内容に、今回の主テーマでもある、罠が潜まれていますので後述いたします。

④メール送付
内容を考えたらやっとメール送付です。

メールを送る時間も、学生の目に留まりやすい時間など考えて送ったりしています。
そこで受け取った学生がメールを読んで甘い誘いにのってしまうのです。

スカウトメールの3つの罠

さて、ここから本題の3つの罠を紹介します。

その前に前提として、全てのスカウトメールが学生にとって悪いわけではないし、企業も悪意をもって罠を仕掛けているわけではありません。

学生に興味を持ってもらおうと考えた内容が、結果として罠となってしまっているのです。

その罠にはまると、企業と学生のミスマッチが起き、お互いにとって良くないこととなるのです。

そのため、受け手の学生が正しい眼をもってスカウトメールを見てほしいと思っています。

ちょっと前置きが長くなりましたが、以下より3つの罠について記載していきます。

①あなただけの特別感
一つ目は特別感のあるメールです。

企業は学生にメールを開いてもらうため、件名やメールの序盤に特別感のある単語をふんだんに使っています。

・あなただけにお送りしています!
・いきなり役員面談!?優秀なあなただけの特別選考です
・代表取締役xxがお送りしております。! 等々

様々な内容で、「あなただけ」感を出していきます。

断定しますが、このようなメールが「あなただけ」の可能性は0%です。

また、社長が直接送ってることなんて100%ないです。

前述した通り、あなたは企業がかけたフィルターに残ったにすぎず数百名以上はライバルがいるでしょう。

もちろん本当に優秀層しか送ってないケースもありますが、それでも少なくとも数十名には送っています。

特別感があると人は乗ってしまいそうになりますが、ぐっとこらえましょう。

②ファーストタッチの速さ
次に、ファーストタッチの速いメールです。

人事目線の話をすると、最近「アーリーエンゲージメント」という言葉が海外を中心に流行っています。

簡単にいうと、学生にとって、「内定を一番早く出した企業」の内定受諾をする確率がめちゃくちゃ高いということです。

そのため、最近企業は逆手にとって、優秀な学生にはいち早く内定を出します

それはスカウトメールでも同じことが言えます。

皆さんも実感したことあると思いますが、登録して一番最初に来たスカウトメールって嬉しくてとりあえず返信したりしちゃいますよね。

それは間違いなく企業の罠にかかっているのです。

また、最初にメールを送っていなくても、その後の選考で内定を最初に出してくれるようなイメージを持たせてくるのです。

嬉しい気持ちは抑え、一度本当に受けるべき企業なのか、考えてみるのが大事です。

③選考の少なさ
最後に、選考の少なさを訴えるメールです。

②に似ていますが、同じような概念で「Time to Hire」という考え方も人事界隈で流行っています。

これは、企業の最初の接点から内定までの選考が短ければ短いほど内定受諾率が高いのです。

そのため、企業はスカウトメールで選考期間が少ない or 他の就活生と違って選考が短いようにみせてきます。

例えば、最初から執行役員面談です!、などといったメールが送られてくるのです。

こちらも嬉しくなってしまうのですが、執行役員面談の次のステップで人事面談が入ったりと、実は選考順番がスイッチしているだけだったりします。

そのため、必ずしも選考が短くなってるとも限らないのです。

こちらも嬉しい気持ちをぐっと抑えて、冷静になって考えましょう。

スカウトメールに騙されない方法

それでは、スカウトメールに騙されないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。

①バイアスを知ること
先ほどまで述べてきた罠は、言い換えればバイアスにかかってしまったということです。

企業はどんなバイアスをかけてくるのか、知っていることで色々なスカウトメールをもらっても冷静でいられます。

今回はバイアスを学んだので、まず第一歩を進んだといえますでしょう。

②業界・企業選定の軸をしっかり決めておくこと
きちんと自分の業界・企業選定の軸が決まっていれば、スカウトメールが来ても本当に興味のあるものだけ選考に進める判断がしやすくなります。

または、完全に明確に定まってなくても、これだけは譲れない!という軸は持っておくことにしましょう。

以下に自己分析などもまとめているので、こちらもご活用ください。

自己分析って何?自己分析の考え方を徹底紹介!

③周りの友人と情報共有すること
冒頭でも事例として述べましたが、同じようなスカウトメールが友達全員に送られている可能性もあります。

そのような情報を共有して、企業が適当に送ってないか等確認するためにも、友達とは情報共有できるようにしてみましょう。

友達にも送られてきていない、スカウトメールが来ていたら、本当に特別なスカウトメールなのかもしれません!

まとめ

今回はスカウトメールの罠について述べていきました。

皆さんにとって、優良な企業からスカウトメールが来ていたら、それは双方にとってハッピーな内定に繋がる可能性が高いです。

そのために、適切にスカウトメールを見極め、選考に繋げていきましょう。